ベビーマッサージにオイルは必要?赤ちゃんに優しい植物オイル5選。

赤ちゃんの皮膚の厚さは大人の半分くらいと言われています。

薄く、傷つきやすいので、摩擦に対する抵抗力も弱いのです。

ベビーマッサージでさすってあげる時には、オイルを使用するとお肌への負担が少なく済みます。

もちろんベビーマッサージは何もつけずに行ってもかまいませんし

服の上から行っても様々な効果が期待できますのでオイル自体は必須のものではありません。




ベビーマッサージだけではなく耳やおへそのお掃除、お肌の保湿にも使えますので

オイルの特性をよく知って楽しんで取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

オイルってなに??

アロマテラピーの観点からみますとオイルはキャリアオイルとエッセンシャルオイルの2種類に分けられます。

ベビーマッサージでいうオイルとはキャリアオイルのことです。

エッセンシャルオイルは精油とも呼ばれ様々なよい効果を発揮してくれるのですが

刺激も強いため赤ちゃんには使わないというのが今の日本におけるアロマテラピーの常識。

詳しくはエッセンシャルオイルのページにてご説明します。

 

キャリアオイルとは

キャリアは英語でcarrier、訳は「運搬人、メッセンジャー」など。

つまりキャリアオイルは「運ぶオイル」ということです。

エッセンシャルオイルがお肌に浸透するように運んでくれる役割があります。

エッセンシャルオイルを薄めるベースにもなるのでベースオイルとも呼ばれています。

 

赤ちゃん向けに売っているベビーオイルの中には鉱物油が入っているものがあります。

成分表には「ミネラルオイル」と表記されてい場合があります。

「ミネラル」という言葉から健康的なイメージがありますが

鉱物油は石油由来の成分であり、お肌に浸透せずに毛穴をふさいでしまいます。

 

小児科等で処方される白色ワセリンやプロペトは鉱物油であり

お肌を外からの刺激から保護する目的で処方されます。

お肌に水分を与えるという効果はなく、お肌にある水分をの蒸発を防ぐ特徴がありますので

代謝が活性化されるベビーマッサージに鉱物油は適していません。

赤ちゃんのお肌の保湿や免疫力を高めるためにもベビーマッサージの際には

ミネラルオイルの入っていない植物油100%のオイルを使用するようにしましょう。




キャリアオイル使用前の注意点

ベビーマッサージでオイルを使用する際には、パッチテストを行いましょう。

オイルがお肌に合うかどうかのテストです。

❶オイルを少し指先につけます。

❷赤ちゃんの肘や膝など関節の裏や太ももの内側に塗ります。

❸そのまま10-15分おいてオイルを塗った場所を確認します。

赤みや湿疹が出てきた場合にはオイルの使用をやめて、大量のぬるま湯で洗い流してください。

 

オイルに対する反応が分からなくなりますので、使用する場合には複数のオイルを混ぜて使わないでください。

 

キャリアオイルを使うメリット

オイルは必須のものではありませんがオイルを使うメリットがあります。

 

★皮膚の保湿を行うことができます。

★皮膚の摩擦を軽減します。

★オイルが浸透するにつれ全身が温まります。

★心地よい温度と滑らかな刺激により体液の循環が良くなりやすく

細胞が活性化されて老廃物を取り除きます。

★体液の循環が良くなると免疫系の働きがよくなります。

 

キャリアオイルの種類

キャリアオイルはマッサージだけでなく頭皮や髪のケア、手作り化粧品や保湿剤、

クレンジングオイルとしても使用されています。

キャリアオイルにもいくつか種類があり、それぞれ特性がありますので少しご紹介します。

(※画像クリックでマッサージオイル専門店の販売ページに移動します。)

1,ホホバオイル


ホホバの種子からとれる液体樹脂です。刺激が少なく、皮膚になじみやすく高い浸透力でお肌を保湿してくれます。
細菌に対する抵抗力や酸化しにくい品質安定性も注目されています。

様々な肌質に合うことから万能オイルとも言われています。

寒さで固まることもありますが、温かいお部屋に置いておけば元に戻ります。

 

2,スイートアーモンドオイル


スイートアーモンドの種子から取れるオイルです。

比較的、軽い質感のオイルですのでオイルセラピストによく使用されています。

乾燥気味な肌質の方にお勧めです。

オレイン酸、リノール酸、ビタミンB, Eなどの栄養分を豊富に含んでいますが

ナッツアレルギーの方は使用を控えてください。

 

3,グレープシードオイル

ブドウの種子からとれるオイルです。

サラッとした質感で油っぽい感触があまりありません。

肌への刺激、アレルギー性が少なく、敏感肌・脂性肌の方にお勧めです。

ビタミンEを大量に含んでおり、その量はオリーブ油の約2倍以上!

 

4,オリーブオイル

重たい質感ですので、全身にこのオイルを使用することはあまり向いていません。

赤ちゃんの脂漏性発疹の時にカサカサした皮膚をやわらかくするため、オリーブオイルを塗る事もあります。

お肌の上に薄いバリアを作ってくれるので外的刺激からお肌を守ってくれます。

 

5,ライスブランオイル

お米を精米したときにできる米ぬかを原料にしてできたオイルです。

皮膚に含まれているセラミドはストレスに弱く、ストレスがかかると肌荒れが起るのはこのためです。

米ぬかに含まれるセラミドがお肌を守ると、今注目のライスブランオイル。

ベビーマッサージの分野でも少しずつ認知度が高まってきているオイルです。

 

※ご紹介しましたキャリアオイルはマッサージオイル専門店 -マカダミ屋 楽天市場店-で購入可能です。

お試しの少量サイズから業務用大容量サイズの販売もあります。

 

まとめ

ベビーマッサージにオイルは必須ではないけれど使うといいこと沢山!!

ベビーマッサージだけではなく赤ちゃんのケア、毎日の保湿に使えるほか

ママの全身に、いや、家族全員で使えます。

是非、キャリアオイル生活始めてみてください。



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